世界で最も革新的な米国企業35社(2015)

The 2015 Top 100 Global Innovators

トムソン・ロイターが独自に選定した The 2015 Top 100 Global Innovators にあなたの投資先企業は入っているだろうか?

ロイターによる「TOP 100 グローバル・イノベーター2015」の選定基準は、企業のイノベーション活動(特許数)とその影響力、それをどのように事業展開に活かすことができているかを分析したというもの。独創的な発明、そしてその知的財産の保護と事業化を世界的に成功させることがポイントだ。

以前はこのリストにはいっていたユナイテッド・テクノロジーズIBMは選定外に。

どのような基準で選定されたのかは上記解説でご確認ください。

*カバー画像:出所ロイター(世界のトップイノベーター100社)

グラフにあるように2015年版は2014年も最多選定だった日本企業40社がトップで、米国35社、フランス10社、ドイツ4社、スイスと韓国が3社、カナダとベルギーとオランダとスウェーデンと台湾が1社だった。

中国が選定されなかったのは、知財面での問題や外資を一部制限しながら国外と同様の技術・企業を国内で育成する手法が目立ちグローバルに根ざした展開があまり見られないからかもしれません。

当サイトは「アメリカ部」ですのでアメリカ企業にフォーカスして整理します。(各企業下の記載年号はロイターに選定された年)

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5年連続選定のトップイノベーター米国企業

スリーエム(MMM)
3M Company
3Mは、マスキングテープ、セロファンテープ、スコッチテープ、反射シートなど接着剤、研磨剤およびラミネートなど無数の製品を生産する多国籍コングロマリット企業。70カ国以上で事業拠点を持ち200ヶ国で製品を販売。

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)
Advanced Micro Devices
AMDはアメリカの半導体製造会社。インテルと競合。

アップル(AAPL)
Apple Inc
世界最大の時価総額を誇るアップル。iPhone6sの販売不振の可能性をクレディ・スイスに指摘されていましたが、中国では信頼されたブランドのままのようです。

アバゴ・テクノロジー(AVGO)
Avago Technologies
ヒューレット・パッカードの電子部品開発部門が分社化したAgilentがさらに半導体部門を分社化して2005年に設立された企業。
携帯電話端末及び基地局、データネットワーク、ストレージ/テレコム機器、工業用オートメーション、発電及び再生可能エネルギーシステム、ディスプレイなどをアバゴの製品がカバー。

ボーイング(BA)
The Boeing Company
アメリカの航空機・防衛大手。

ダウ・ケミカル(DOW)
Dow Chemical Company
1897年創業。プラスチック、特殊化学品、先端材料、農業製品など。

デュポン(DD)
E I Du Pont De Nemours And Co
火薬大手だったデュポンは大規模に事業再編し、工業バイオサイエンス、農業・食品、先端素材など。アグリビジネスが低迷しているため事業整理も含めたテコ入れが予想されている。

エマソン・エレクトリック(EMR)
Emerson Electric
60年近い連続増配で投資家からも名高い。産業・商業分野から消費者向けまで幅広い製品群・事業を展開するコングロマリット。

ハネウェル・インターナショナル(HON)
Honeywell International
More than a century old the company is a diversified technology and manufacturing company. Products range from jet engines to thermostats.

インテル(INTC)
Intel Corporation
半導体素子メーカー

マイクロソフト(MSFT)
Microsoft Corporation
1975年設立。WindowsOSやOffice365、Azureなどのクラウド事業で成長。

クアルコム(QCOM)
QUALCOMM, Inc.
クアルコムは、3G、4Gおよび次世代のモバイルテクノロジーで存在感。

シマンテック(SYMC)
Symantec Corporation
セキュリティ、ストレージ、システム管理ソフトウェアなど。

5回中 4回選定された米国企業

アナログ・デバイセズ(ADI)
Analog Devices, Inc.
主力であるデータ・コンバータ(40~50%の世界シェア)の他、ほぼあらゆる種類の電子機器で使用されている高性能なアナログ集積回路(IC)、ミックスド・シグナルIC、デジタル・シグナル・プロセッシング(DSP)IC、パワーマネジメント製品、アンプ/リニア製品、マイクロ電子機械システム(MEMS)技術を利用したセンサーなどの各種センサー、プロセッシング製品(DSPなどのプロセッサ)など。
2015, 2013, 2012, 2011

シェブロン(CVX)
Chevron Corporation
1879年創業。国際石油資本であるスーパーメジャーの一角。
2015, 2013, 2012, 2011

エクソン・モービル(XOM)
ExxonMobil Corporation
世界最大の総合エネルギー企業。ロイターによると2010-12年の間に1075もの独創的なイノベーションがあったとのこと。
2015, 2013, 2012, 2011

アルファベット(GOOGL)
Alphabet Inc
つまり、グーグルです。
2015, 2014, 2013, 2012

ロッキード・マーティン(LMT)
Lockheed Martin Corporation
航空機・宇宙船の開発製造から情報システムまで。最近はUTCからシコルスキー(軍用ヘリ)を買収。そういえば意外にもUTCは選定外だったようです。
2015, 2014, 2013, 2012

マーベル テクノロジー グループ(MRVL)
Marvell Technology Group Ltd.
モバイル、ネットワーキング、およびストレージ・ソリューションなどのための半導体メーカー。
2015, 2014, 2013, 2012

マイクロン・テクノロジー(MU)
Micron Technology, Inc.
半導体製造。DRAM、NANDおよびNORフラッシュなど。
2015, 2014, 2013, 2012

ナイキ(NKE)
Nike Inc
スポーツウェアメーカーで唯一。
2015, 2014, 2013, 2012

シーゲイト・テクノロジー(STX)
Seagate Technology PLC
HDD製造などストレージメーカー
2015, 2014, 2013, 2012

ザイリンクス(XLNX)
Xilinx, Inc.
Hardware & Electronics
プログラマブルロジックデバイスを開発するアメリカの半導体企業。FPGAを中心に、CPLDおよびEPPソリューションを提供。
2015, 2014, 2013, 2012

5回中 3回選定された米国企業

アボット・ラボラトリーズ(ABT)
Abbott Laboratories
医薬品・栄養食品・医療機器などに多角化。
2015, 2014, 2013

フリースケール・セミコンダクタ(FSL)
Freescale Semiconductor Ltd
マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、各種センサ、アナログICなど通信・車載等組み込みシステム向けのチップを製造。
2015, 2014, 2013

ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)
Johnson & Johnson
世界最大のトータルヘルスケア企業。
2015, 2014, 2013

オラクル(ORCL)
Oracle Corporation
データベース管理システムを中心に企業向けソフトウェアの開発、販売。最近はクラウドにも注力。
2015, 2014, 2013

5回中 2回選定された米国企業

エアー・プロダクツ・アンド・ケミカルズ(APD)
Air Products & Chemicals, Inc.
世界最大の水素とヘリウムのサプライヤー。半導体材料、水素精製、石炭ガス化、天然ガス液化、高機能な塗装と接着剤などで世界シェア上位。
2015, 2013

ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMY)
Bristol-Myers Squibb Co
大手医薬品企業。小野薬品と提携したオプジーボが伸びそうだ。
2015, 2011

メドトロニック(MDT)
Medtronic PLC
医療機器大手
2015, 2014

5回中 今回初めて選出

アマゾン(AMZN)
Amazon.com, Inc.
クラウド事業(AWS)の伸びが著しい。
2015

ベクトン・ディッキンソン(BDX)
Becton Dickinson and Co
医療機器・実験機器・診断製品など。
2015

インターデジタル(IDCC)
InterDigital, Inc.
1972年設立。何かしたらひっかかりそうな広範囲な特許網により多くの企業に訴訟をふっかけている。
2015

詳細記事の無いリンク先は鋭意制作中。後日リンクを完了させる予定ですのでしばらくお待ちください。

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みんなの投資分析とコメント

  1. 匿名投資家 より:

    パテント・トロール(特許ゴロ)に近いやり方で悪評のある企業が1社まざってますね。どことは言いませんが。

    そこは実際に使う気のない、使うアイデアもない自社の特許を元に訴訟して和解という名のライセンス料契約を結ぶやり方で財を成してますけど、それでも今回リストにはいったのはその膨大な特許の数を無視できなくなったからかな。

    もはやライセンス料収入のための特許ポートフォリオ管理企業みたいなもんですからねえ。本末転倒な気がしますが、これも時流なのか。

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