ブラックロック【NYSE:BLK】世界最大級の資産運用会社でiシェアーズETFが伸びる

BlackRock

BlackRock, Inc.【NYSE:BLK】
ブラックロックはグローバルな債券運用、株式運用、アドバイザリー業務、リスクマネジメントサービスなどを提供する世界屈指の資産運用会社。

パッシブ運用、ETFでも存在感があり、ブラックロックのiシェアーズETFの市場シェアは高い

世界最大の資産運用会社であるブラックロックの運用資産残高は約6.28兆米ドル(2017年12月31日時点)とかなり巨額だ。

買収で成長加速したブラックロック

1988年にニューヨークで設立されたブラックロックは2006年にメリルリンチ(現在バンク・オブ・アメリカ傘下)の資産運用部門メリルリンチ・インベストメント・マネジャーズ(MLIM)を買収。

BlackRock_History

さらに金融危機(リーマン・ショック)の影響が比較的軽微だったブラックロックはその立場を活かして、自己資本の確保が課題だった英国金融大手バークレイズの資産運用部門100%子会社バークレイズ・グローバル・インベスターズ(BGI)を約135億ドルで買収したのが2009年12月。BGIは当時の業界1位でブラックロックは4位だった。

この買収により2009年当時で運用残高2位のステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズの2倍の運用残高となった。

特筆すべきはバークレイズ・グローバル・インベスターズの買収で同社のiシェアーズ(iShares)というETFブランドを獲得し、従来のブラックロックのアクティブ運用に加え、インデックス運用ビジネスを補強。

アクティブ運用からパッシブ運用へ資金が流れており、その中でもETFのトップブランドであるiシェアーズの人気は高い。競合のVanguard(ヴァンガード)の低コストにおされたが対抗して値下げ。

機関投資家はiSharesのETFの流動性を好んでおり、低コストでありながらiSharesの流動性・売買しやすさも重要なMoat(濠)となっている。

BlackRock_Revenue

BlackRock_Total-Base-Fees
↑2018Q1 ↓2018Q2
BlackRock_2018Q2_Assets

ブラックロックの手数料収入は世界的に分散された顧客、プロダクトの多様化からもたらされている。

ポートフォリオ分析やリスク/リターン分析プラットフォーム「Aladdin」は自社以外も含めて1500兆円近くを管理している。

aladdin

中でもやはりiShares ETFの存在感は大きく、資金流入が続いている。

BlackRock_Long-term-net-flows

ETFはまだまだ成長ドライバーで市場成長予測は以下の通り。

それぞれの領域、特に成長領域でブラックロックは適切にポジショニングしている。

BLK-TOP10-player

ブラックロックの業績推移グラフ

BlackRock_Profitability

バークレイズの資産運用部門を買収した2009年以来淡々と続く自社株買い。

BlackRock_Share-Repurchases

ブラックロックの株価

ブラックロックの決算を時系列でまとめる

BlackRock ’18 Q3決算> 2018/10/16
EPS $7.52 予想 +$0.65
売上 $3.58B (+2.0% Y/Y) 予想 -$60M

BlackRock ’18 Q2決算> 2018/7/16
EPS $6.66 予想 +$0.11
売上 $3.61B (+11.4% Y/Y) 予想 +$20M

BlackRock_2018Q2_Revenue

BlackRock ’18 Q1決算> 2018/4/12
EPS $6.70 予想 +$0.30
売上 $3.58B (+15.9% Y/Y) 予想 +$210M

BlackRock ’17 Q4決算> 2018/1/12
EPS $6.24 予想 +$0.22
売上 $3.47B (+20.1% Y/Y) 予想 +$150M

BlackRock ’17 Q3決算> 2017/10/11
EPS $5.92 予想 +$0.36
売上 $3.23B (+13.7% Y/Y) 予想 +$140M

シェアする