CMEグループ【CME】ビットコイン先物競争に参戦する世界最大のデリバティブ取引所

CME Group

CME Group Inc.【NASDAQ:CME】
CMEグループは世界最大のデリバティブ取引所運営会社。

2017年12月18日からのビットコイン先物上場で話題。

金利・債券、株価指数、通貨、エネルギー、農産物、金属、天候、不動産、ビットコイン価格などに基づく先物・オプション取引を提供。

先物・オプション取引によって、例えばコモディティ価格の価格変動による原資産のエクスポージャーの調整(事業資産への影響を緩和し事業計画を安定化)をしたり、あるいは利益を得る手段を提供。

幅広く多様化した先物・オプション市場提供者であるCME

CMEグループはCME、CBOT、NYMEX、COMEXの4つの主要取引所を運営。

シカゴ商品取引所(CBOT)と2007年に合併。
ニューヨーク・マーカンタイル取引所 (NYMEX)および商品取引所 (COMEX)を2008年に買収。

CME-Revenue-Mix

CMEといえば農作物を中心とした商品先物取引所のイメージがあったかもしれないが、買収による補完などで多様化が進んでいる。

NYMEX買収によって、WTI(軽質スイート原油)、 RBOBガソリン、石油などの幅広く流動性のあるエネルギーのオプション・先物市場提供者となった。

Structural Shift in Energy

金、銀、プラチナ、パラジウム、銅、鉄鉱石、鉄鋼などの金属先物取引も提供。

Three Consecutive Record ADV Quarters in Metals

もちろんCMEは商品取引所にルーツがあり、穀物、油実、家畜、乳製品、木材など最も幅広い農産物先物、オプション商品を提供しており、農産物・エネルギー・金属などコモディティカテゴリは売上全体では4割を占める。

また、短期・中期・長期の金利・債券デリバティブ取引も伸びている。

Further Opportunity - Electronic Interest Rate Options ADV

60を超える通貨先物およびオプション取引の他、S&P500、 NASDAQ100、ダウジョーンズ工業株価平均、日経225などの株価指数デリバティブ市場を運営し、日経先物でおなじみのCMEだが、2018年からはTOPIX先物(東証株価指数先物)もスタート。

CME-Trade-Volume

ビットコイン先物に関してはライバルのCBOEが12/10に先に上場することとなっており、遅れてNASDAQもビットコイン先物を2018年に上場予定と早くも手数料競争が激しくなりそうだ。

CBOE Global Markets Inc【NASDAQ:CBOE】 CBOEは米シカゴ・オプション取引所が傘下でデリバティブ...

CMEグループの業績と決算

Options Business – Continued Momentum

胴元が一番稼げるとはよくいったものだが、ライバルとの競争も激しい。

CMEグループの業績推移グラフ

*2017年度はTTM

<CMEグループの株価>

2004年から2007年にかけて株価が約10倍に上昇した後、リーマン・ショックでは全戻しに近い暴落。

CMEの決算を時系列でまとめる

CME ’18 Q1決算> 2018/4/26
EPS $1.86 予想 +$0.03
売上 $1.11B (+19.4% Y/Y) 予想 -$10M

2018/3/29に英国ロンドン拠点で通貨や米国債などの取引市場を運営するNEXグループ(元ICAP)買収で合意。総額およそ39億ポンド。

CME ’17 Q4決算> 2018/2/1
EPS $1.12 予想 +$0.03
売上 $900M (-1.4% Y/Y) 予想 +$17.25M

CME ’17 Q3決算> 2017/10/26
EPS $1.19 予想 +$0.03
売上 $890.8M (+5.8% Y/Y) 予想 -$1.65M

1980年代頃までは株式売買は仲買人(マーケットメイカー)を通じて行われていたが、取引の電子化によって競争環境が劇的に変化した。 ...

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