Apple決算まとめ【NASDAQ:AAPL】サービス部門比率の拡大

Apple

Apple Inc.(NASDAQ:AAPL)の最新の業績・決算データなどを四半期ごとに追記していく記事。

Appleの四半期ごとの業績と主要サービスの成長率

<注目ポイント>

  • 2020年までに売上高を2016年比で倍増させる計画のサービス部門強化に力をいれていることがわかるサービス部門の成長率。
  • サービス部門を牽引したのは前年比50%増のApple Musicなどで、売上高全体のサービス売上高シェアも18%まで高まっている。
  • 売上全体に占めるMacとiPadの比率が低下する一方、その他製品(Other Products)の比率が上昇
  • その他製品はApple Watch、Apple TV、HomePod、AirPods、Beatsなど。
  • ウェアラブル製品売上高が過去1年で100億ドルを突破するなどその他製品も成長に貢献。

Appleにとって重要なサービス収入比率

イノベーションのジレンマにはまって他社にiPod事業を破壊されず、iPod(上グラフのOther Productsに含)は自らの手でiPhoneで上書きしたApple。

そのiPhone販売もApple製品常連顧客でも「今回はiPhone買い換えなくてもいいな」と回避されたりAppleの予想通りに売れてくれるか不透明な事業で、iPhoneが駆逐したブラックベリーの経営陣が述べていたように「ハードウェア事業は売れている時はいいが難しい」

一方で、サブスクリプションなど予測可能性の高い事業の比率が高まると、年末の時点で来年の見通しレンジがある程度カチッとはまるので非常に経営しやすくなる。

ということで多くの企業がRecurring Revenue比率を高めようとしているが、Appleもすでにサービス収入比率が18%まで高まっている。

世界のスマートフォン出荷台数は頭打ちでiPhoneも販売数的にはピークアウトした感はあったが、そのかわりiPhoneは高価格帯のiPhone Xで単価を引き上げ2018Q3のiPhone平均販売単価は前年比20%増。

(*2018年度はQ3までの数値)

単価を引き上げれば全体の売上高は底上げされる。

それでもiPhone依存から脱却するためにサービス収入比率引き上げは急務。
そのサービス部門を牽引するApple Musicは前年比50%増と勢いがある。
Apple Music競合の音楽ストリーミング覇者Spotifyは売上高前年比26%増だ。

Spotify Technology S.A.(NYSE:SPOT)のビジネスについて、最新の決算データなどを四半期ごとに追記していく記...

また、その他製品部門を支えるウェアラブル製品のApple Watchも好調のようだ。

豊富なキャッシュが話題となっていたAppleだが巨額の自社株買いなどによる株主還元でキャッシュは減らしていく意向。

Appleの決算を時系列でまとめる

Apple ’18 Q3決算> 2018/7/25
EPS $2.34 予想 +$0.16
売上 $53.3B (+17.4% Y/Y) 予想 +$870M

iPhone: 4130万台 (コンセンサス: 4160万台)
iPhone平均単価(ASP): $724 (コンセンサス: $694)
サービス部門売上高: $9.55B (コンセンサス: $9.2B)

Q4ガイダンス
売上高: $60~62B (コンセンサス:$59.4B)

Apple ’18 Q2決算> 2018/5/1
EPS $2.73 予想 +$0.05
売上 $61.1B (+15.5% Y/Y) 予想 +$160M

1000億ドルの自社株買いを発表。

<Apple株価>

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