IQOSのタバコ葉を使わない別バージョン(ニコチン入り電子タバコ)が登場か

2017/5/3に開かれたフィリップ・モリス インターナショナルの年次株主総会において披露された同社資料に興味深い画像があった。
 
アイコス及び電子タバコ版アイコス、ティープス、メッシュの4プラットフォーム
 
これには、同社がかねてから開発していたタバコ葉を使わない電子タバコ計画において、製品名のロゴが追加されていたことに気づいた。

その製品名は「IQOS」と記載されている。
 
つまり、従来のタバコ葉を使うIQOS(プラットフォーム1)と並行して「タバコ葉を使わないIQOS」=ニコチン電子タバコもまもなく登場させる計画であるということだ。

なるほど、ここまでIQOSがヒットしたことを考えると、同社にとってすでにIQOSという製品名は先行者としての強いブランド力をもっている。

よって同じIQOSブランドの電子タバコ版のIQOSと従来のIQOSの2製品をコアにすることで強いブランド力でマーケティング面でも優位性があるとPM経営陣は判断したということ。

一方の消費者も「IQOSは電子タバコ」だと思っている人たちが少なくないので、プラットフォーム3の移行は容易だろうと予想する。

当然ながらタバコ葉を使わないゆえにコストは低く、またタバコ葉を使っていたことで代償として「匂い」など弊害があったものを完全にカットできるプラットホーム3はIQOSブランドにとって幅広い選択肢を与える余地をうむだろう。

一方でJTのPloomTechと同様の製品(カプセル・ポッド式のタバコ)と予想するTEEPSだが、こちらはロゴマークにちなんで 三 のアディダスのようなマークがIQOSのヒートスティックにも刻印されており、IQOS(プラットホーム1)もTEEPSも熱するタバコである共通項があることをシグナルしているようだ。
https://www.americabu.com/teeps

今までヒートスティックとよんでいたタバコ葉スティックも今後はヒーツ(HEETS)という名称になるのかもしれない。

PloomTechはIQOSに比べ無臭かつIQOSより利便性が高いことが強みだったが、ここまでくると(無臭や利便性の高さのかわりに”薄い”タバコである)タバコ葉である必然性がないように思えるし、それはTEEPSにも言えること(同タイプなのでおそらく)。

だったら消費者からすると「IQOSのニコチンリキッドバージョンで別にいいよね?」となりそう。(もちろん日本の規制を考えるとニコチン入り電子タバコは販売が難しいので、それもあって製品を多様化させているのだが)

というわけでタバコ葉入りかニコチンリキッド入りのIQOSかの2択で、IQOSというブランドを最大化して攻めていく方向性は良いのではと考えましたが皆様はどうお考えでしょうか。

フィリップモリス インターナショナル(Philip Morris International Inc)は、2008年に米国最大のタバ...
日本の報道では「2016年の世界の加熱式たばこの売上高で日本が96%を占めており」など、日本での局地的なブームでしかないような報道を...
スポンサーリンク

シェアする