チポトレ・メキシカン・グリル(CMG)- 新鮮な食材にこだわる人気メキシカンレストラン

Chipotle Mexican Grill Menu

チポトレ・メキシカン・グリル(Chipotle Mexican Grill)は1993年創業の約1700店舗以上展開する米国で人気のメキシコ料理のファストカジュアルレストラン。

チポトレ株価チャート

相次ぐ食中毒事件で株価も苦戦。

電子レンジや缶詰や冷凍食品を使わず、毎日生産者から直接届けられる新鮮な食材にこだわり、その場で調理し提供していたが、新鮮さを重視するあまり衛生面がボトルネックとなったのか、サプライチェーンに問題があるのかは不明。

豚肉は自然な飼料で放し飼いにした豚のみを使い、鶏や牛肉も80%以上が同様の環境で育てられたもので、さらに野菜も契約している農場から源泉された素材のみを仕入れ、ほとんどがオーガニック素材といったこだわりよう。このように地産地消スタイルであったり新鮮な素材にこだわるため、食材コストの上昇がボトルネックでしたが、値上げしたが消費者はついてきたことから多少高くても品質にはこだわりたい消費者の動向がデータにもあらわれていたが…(客単価はファストフードチェーンの約2倍にも上る)

チポトレ業績推移グラフ

マクドナルドをファストフードとするとチポトレはファストカジュアルレストラン(手の込んだレストラン級の料理をファストフードスタイルで提供する)というジャンルに入ります。マクドナルドはチポトレを一時期子会社化していましたが、2006年10月までに全売却済。

競合企業一覧

ハビット・レストラン(HABT)
―Habit Restaurants Inc
シェイク・シャック(SHAK)
―Shake Shack
パネラ・ブレッド(PNRA)
―Panera Bread
ゾーイズ・キッチン(ZOES)
―Zoe’s Kitchen
マクドナルド(MCD)
―McDonald’s Corporation

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みんなの投資分析とコメント

  1. 匿名投資家 より:

    メニューの提供は「チポトレ方式 」です。
    従業員がトッピングの内容を確認しながら客がカスタマイズする方式。

    食材コストは売上高の35%程度ですから、通常のレストランと同レベルの味であるとされることも納得ですね。

  2. 匿名投資家 より:

    チポトレやや(期待より)減速してますね。豚肉の供給不足による影響がどの程度だったのかがわからないです。長期借入金はなく財務優良ですし、チポトレは保守的なガイダンスを示すことが多いので株価的には注視したいレベルですかね。

    チポトレ 2014年10−12月 Q4決算

    純利益: 1株当たり3.84ドル
    前年同期: 2.53ドル
    市場予想: 3.79ドル

    売上高: 10億7000万ドル
    前年同期比: 27%増
    市場予想: 10億7000万ドル

    既存店売上高伸び率: 16.1%
    市場予想: 16.5%
    Q3: 19.8%
    Q2: 17.3%

    新規店舗: 190-205店舗を予定
    2015年ガイダンス: 既存店売上高一桁台半ばを予想

    チポトレ 2015年1−3月 Q1決算

    純利益: 1株当たり3.88ドル
    前年同期: 2.64ドル
    市場予想: 3.66ドル

    売上高: 10億9000万ドル
    前年同期比: 20.4%増
    市場予想: 11億1000万ドル

    既存店売上高伸び率: 10.4%
    市場予想: 11.8%

  3. 匿名投資家 より:

    チポトレの強みはオペレーションノウハウをマクドナルド子会社時代に得たことじゃないですかね。長蛇の列があってもそれほど待つことはありません。

    日本ではやるかは謎ですが、美味しいファストメキシカンというのは貴重なので競争力はあると思います。

  4. 匿名投資家 より:

    チポトレはトマトソースが原因のサルモネラ騒動が最近ありましたね。

    一時期ピンクスライム肉を使ってたほど消毒にこだわるマクドナルドではありえないことですが、逆にいえばこれも生産者から直接届く新鮮な食材を使っている証拠。

    チポトレ自身大きなチェーン店になったので最近のGMO騒ぎも含めメディアから大げさなターゲットになりやすくなっています。

    衛生管理は課題でしょうが乗り越えられると思います。

  5. 匿名投資家 より:

    既存店売上高の予想成長伸び率は期待以下で、アナリスト予想以下の業績とガイダンスで売られはしましたが、まだ新規出店による売上の確保は可能ですし、最近の調査(スタバのとこに書きました)ではティーンにも評価されているようですよ。

    米国のティーンに好まれるレストラン2位にチポトレがランクインです。

    EPS:$4.59 – 市場予想$4.63
    売上高:12.2億ドル – 市場予想通り

    前年比売上高は+13.0%

  6. 匿名投資家 より:

    同じヘルシーなメキシカンフード・レストランというジャンルだと競合はQdobaですね。ここも美味しいですよ。

    チポトレは巨大化した結果、消費者団体の圧力ターゲットになってアンチキャンペーンが増えてます。これはマクドナルドも通った道ですね。

    それとサプライチェーンの問題もかかえています。しかし叩かれている時こそ投資チャンスなのはマクドナルドが実証しているので、セリング・クライマックスを待ちたいところです。

  7. 匿名投資家 より:

    なんか下げてると思ったらチポトレ・メキシカン・グリルはE.coli(大腸菌?の食中毒)で43店舗をシャットダウンかー(いずれ再開するでしょう)

    おそらく地元のサプライヤーの問題でしょうね。

    まあこれこそマクドナルドがなぜ消毒しまくったピンクスライム肉を使っていたのか?ということにもたどりつきますね。だからといってこういった一時的ニュースはいずれ忘れられるものでチポトレ人気が陰ることはないと思うのですが。。

  8. 匿名投資家 より:

    うわーまたチポトレでE.coliアウトブレイク…なにしてんの。

  9. 匿名投資家 より:

    E.coli(大腸菌感染症)はともかく、今週報告された事例がチポトレが原因なのだとしたら、一過性の問題ではなく、アウト・オブ・コントロール懸念があるのでは?

    初回の報告からそれなりに時間経過しているわけで、また見つかったってことは、どこに原因があるのかまだ特定できてないってことでしょ。株価は不透明感を嫌うのでこうなる。

    しかも人口の多い州でのことだから一時とはいえ閉鎖は厳しい。経営陣はとっとと安全宣言が出せるぐらい調べあげて再発防止しないと。

  10. 匿名投資家 より:

    チポトレが以前発表した2016年の売上高見通しを取り消しました。

    その株価下落を吸収するため $300M の自社株買いを開始。

    サプライヤーに対して安全基準をより厳しく要求することになったことで事実上ただでさえ確保が難しいローカルサプライヤーが絞られることになり、それはすなわちサプライチェーンの舵取りをより難しくするということになりますね。うまく乗り切れるかどうか次第ですね。

  11. 匿名投資家 より:

    チポトレは結局原因が分からないまま…というのが気になりますね。Twitterなどでも客足が途絶えたガラガラのチポトレ店舗の様子がけっこう拡散されていました。

    マクドナルドの事件では原因はピンポイントなものだったのでサプライヤー変更などや監視強化でしのぎました(?)けれど、原因が分からないままとなると友人知人を誘ってチポトレにいったり小さなお子さん連れていくのを躊躇してしまうかもしれませんね。

    ですが、食中毒のようなものは新鮮な食材を地元から調達しこれほど大規模なチェーンであることを考えると確率的にはそう高いものでもないので、それをどう判断するかですかね。

  12. 匿名投資家 より:

    チポトレがはじめたアジアン料理チェーン「ShopHouse Asian Kitchen」ですが、これしばらく様子見中。

    チポトレの敗北宣言かなと…我々投資家(自分だけ?)はメキシコ料理のチポトレのグローバルな展開を期待していたのに。