シェイク・シャックは2004年にニューヨークで設立された新興ハンバーガーチェーン。
ニューヨークのマディソンスクエアパークに一号店をオープンさせて以来評判が広がり、成長ホルモンを使用した肉は使わずにアンガスビーフを100%使用するなど素材にこだわるグルメバーガーとしてマクドナルドなどとは違うスタイルで提供している。
▼シェイク・シャック株価チャート
創業者ダニー・マイヤー氏はUnion Square Hospitality Group(USHG)のCEOとしてユニオン・スクエア・カフェ、グラマシー・タバーンのようなNYで評判の良いレストランを経営しているためグルメバーガーの名にふさわしい流れをくんでいます。
世界9カ国で64店舗を展開しているスタートアップに近い状態での上場ですので成長株として資金が集まっているようです。
日本ではスターバックスコーヒージャパンを手がけたサザビーリーグに日本展開の独占契約を結び2016年に東京に一号店舗をオープン。さらに2020年までに10店舗の展開を計画していると東京五輪にあわせた戦略を発表するなど野心的。
店にくる前からスマホで事前に注文・決済できる”並ばなくて済む”モバイルオーダー&ペイ戦略をいち早く取り入れ、さらには完全レジ無し店舗もオープン。
顧客体験の向上に集中する取り組みでシェイクシャックは株価はともかく企業としては面白い。
競合企業は「全米一美味しいハンバーガー」とコンシュマー・リポーツで評価されたハビット・レストラン(HABT)など。
みんなの投資分析とコメント
米ハンバーガー店のカールスジュニアも2015年秋に再出店の予定だそうです。
マクドナルドが苦境なこの状況でチャンス到来ですね。
日本にはモスバーガーがありますけど、あれとはまた違った味でした。
きっとシェイクシャックの日本上陸は成功すると思います。
Carl’s Jr.(カールス・ジュニア)は1980年代後半から1990年代にかけて日本で数店舗を展開していましたね。
知らない世代の投資家も多そう。
カールスジュニアは10年で日本で150店舗を目指してるそうですから、シェイク・シャック上陸前に一気に攻勢かけたいところでしょうねえ。
ちなみにサザビーリーグですがスターバックスの海外初進出を成功に導いた実績がありますし
その経験から日本市場攻略はお手の物ではないでしょうかね。
本社にスタバの株も売却済で豊富なキャッシュもあるでしょうし。
記事中で広瀬さんがーというくだりがありますけど
ハンバーガー界のスタバという表現は米国ではかなりメジャーに使われていますよ。
補足すると、代表的メニュー「シャックバーガー」は米国で単品5.19ドル(日本円で600円を超える)という価格設定で、上陸した場合おそらくモスバーガーよりは高い値段設定となるでしょうね。
案外マクドナルドよりモスバーガーの売上にダメージがあるような気がします。
既存店1店舗あたりの時価総額についてよく話題になりますね
シェイク・シャックの時価総額は
既存店1舗あたり2600万ドル
マクドナルドの時価総額は
既存店1店舗あたり250万ドル
店舗の拡大成長スピードもありますからこういった切り口で割高かどうかを論じるのは違うと思いますけどね。
シェイク・シャックの最初の第4四半期決算は
EPS:予想-3¢ 結果-1¢
売上高:予想3,305万ドル 結果3,480万ドル
既存店売上比較:去年第4四半期実績+6.8% 結果+7.2%
2015年の通年売上高:予想1.6億ドル 新ガイダンス1.59~1.63億ドル
良い決算でましたね。PERはともかく期待を超えれば株価は伸びる。
SHAK 2015年度 Q1決算
純利益: 1株当たり0.04ドル
市場予想: -0.03ドル
売上高: 3780万ドル
前年同期比: 56.2%増
市場予想: 3396万ドル
既存店売上比較:11.7%増(予想5%増)
営業利益率: 25.7%
増資で売出価格が$60に設定されたのが嫌気されて-16%の大暴落。
私は$70でつかまってるので痛いです。スターバックスの過去の株価みても
乱高下激しいので多少のボラは許容してますが、もっと待てばよかった。
$60以下なら長期でみれば買いチャンスと見ていますがいかがでしょうか。
世界的に需要と供給のバランスが崩れディスインフレ圧力がある時流で
世界経済はより低成長にシフトしていく中、成長性のある銘柄は
評価される時がやってくると思っています。懸念は増資の仕方ですね。
日本進出にあたってスタバを成功に導いたサザビーリーグは信頼しているので
成功は期待できると思いますし、安定を買うならスタバ株が手っ取り早いですが
若い方ならスパイスとしてシェイク・シャックをすこーし$60以下で保有するのも乙では。
ただし私のように高値つかみには気をつけてください。
もちろんSHAKのIPO売り出し価格は$21でしたから
そこからみれば妥当な増資の売出価格なんですけどね。
シェイク・シャックは現在最も収益性の高い立地で繁盛していますが
今後同様の収益性を他の立地で続けられるかどうかは非常に難しいと思いますが。
HABTの方が現実的な積み上げ成長を期待できるのでは?
シェイク・シャック日本第一号店は明治神宮外苑に決まったようですね。
もともとSHAKはマディソンスクエアパーク内ではじまったのでそれをリスペクトして同じようなイメージで手がけるんでしょうね。
さすがスタバを日本で手がけたサザビーリーグ、分かってるねぇ。TVで紹介される時のことをちゃんと理解したブランドPR戦略で頼もしいです。
この冬OPENとのことです。SHAKの株価は現時点では割高ですが、少額ホルダーとして期待してます。
Shake Shackの第3四半期決算かなりよかったですね。日本第一号店の出店である明治神宮外苑公園店のオープンは前倒しで11月中に!
EPS $0.12 予想を $0.05 上回る
売上高 $53.27M 予想を $5.81M 上回る
売上高は前年比で67.4%増
既存店売上高は17.1%増
これは前期が12.9%増であったことを考えると伸び率もいいですね。
コストも丁寧におさえつつ売上を伸ばしています。
SHAKによると2016年の見通しは既存店売上高は 2.5~3.0%増の見込み
ちなみに2015年は11~12%
2016年の売上高予想ガイダンスは2.37~2.42億ドル(市場予想2.28億ドル)と良好な見通し。
シェイクシャックの日本でのライセンスのサザビーのマーケティング・センスは信頼しているのでうまくいくと期待してます。
行ってきましたシェイクシャック。
まず、ポテトは別にいらないですね。それと店舗ですが、これ居抜き店舗ですか?サザビーリーグ所有カフェの。良い外観なんでいいですけどね。
前評判通り、食べるならフライドプレスマッシュルームがチーズバーガーにはいったシャックスタックをパテダブルにして、あとは独自のエールビールのシャックマイスターを合わせればベストです。
戦略的にも地方の田舎に出店するようなビジネスモデルではないので、価格に対してボッタクリなんていう批判をしている人はお門違いで、優良立地での展開が中心なので地価を考えてもミスプライシングではないです。
世界的にライセンスを展開し、世界の優良立地をおさえていく途上ですが、既存店売上高を見ての通り、はるばる遠くからやってくる客もいるという需給バランスが崩れた状態、すなわち価格決定力をもっているということです。
ただいくら熱狂の中にあるブランドとはいえ現在の株価は高いです。買い場を待ちます。
ホリエモンが、食ったけどモスバーガーやフレッシュネスバーガーがある中でこの価格は厳しいのではと言ってましたが、彼は出来立てではなく人が並んで買ってきてくれた出来立てではないものを食べたからそんなに評価できなかったんじゃないですかね。
シェイクシャックの日本の2店舗目がJR恵比寿駅西口広場のアトレ恵比寿西館(新館)オープンにあわせて1Fに出店が決まりました。今春ね。
しかしフラグシップとはいえ1店舗目の雰囲気はよかっただけに2店舗目が駅ビルって一気にコモディティ感漂うのですがどうなんでしょうか。
SHAKの株価ひどい有様ですね。IPO銘柄は軒並みやられてます。