アメリカン・ウォーター・ワークス【AWK】北米最大の「THEドミナント」民間水道会社

American Water Works Company

American Water Works Company, Inc.【NYSE:AWK】
アメリカン・ウォーター・ワークスは米国で最も地理的に分散された北米最大の民間上下水道会社。

水道水の供給、排水施設・システムの運用保守などの水関連サービスを提供する他、水不足問題が深刻化するカリフォルニア州においては淡水化ビジネスも手がけている。

州政府が新規参入を制限している(その代わり水道料金も干渉)ためTHEドミナント企業そのもの(そのエリアで支配的立場で参入障壁がある)。

水ビジネスは安定的な需要があるため投資先としては魅力的だ(株価のバリュエーションにもよるが)。

世界で深刻化する水問題、淡水供給問題。 世界水発展報告書によると15年後には世界で必要な淡水が40%不足するといい、水の需要は人口増加...

上記記事で水処理セクター全般を解説したが、水メジャーのテムズ・ウォーターを買収したドイツの電力会社RWEにアメリカンウォーターワークスも一度買収されていたが、RWEが電力・ガス事業に選択と集中を行うとして投資グループに売却され、その後2008年にアメリカンウォーターワークス(NYSE:AWK)としてIPOした。

そのため株価チャートは2008年以来のものしかないが創業は1886年と古い、米国民間水道会社としては最大の企業だ。

ここまでのEPS成長は安定的

AWK-EPS

2021年までに年7-10%のEPS成長を目標としている。

米国の水処理ビジネスは細分化されていて統合余地があり、当面は買収による成長戦略が可能だろう。

AWK-rating

財務健全。公益事業セクターの中でも群を抜くレーティング。

世界の水関連企業ETFでもアメリカンウォーターワークスは突出した比重(約9%)で組み込まれている。

アメリカン・ウォーター・ワークスの業績と決算

アメリカ部としても米国水道株は安定的業績推移が見込めるとして推奨していたがやや株価は割高となってしまった。

絶対安全な投資先というものはなく、米国の飲料水の鉛問題などで飛び火して何かスキャンダル化する可能性だって0ではない。

水道測定のためのスマートメーターの普及に伴う制御装置・データ管理や接続網監視技術の発展によるコスト削減効果と、節水による水道料収入の減少とのバランスでの調整力が期待される。

なによりトランプ大統領によるインフラ投資計画がもし実行された場合、水道株は恩恵をうける。

株価がスピード調整で横ばいになった時に市況を踏まえて検討する1つの候補というところだろうか。

アメリカンウォーターワークスの業績推移グラフ

営業キャッシュフローが安定的に伸びている。

<アメリカン・ウォーター・ワークス株価>

2016年3月にS&P500指数に採用されたため出来高がスパイクしている。

長期金利動向には注意が必要だ。

アメリカン・ウォーター・ワークスの決算を時系列でまとめる

American Water Works ’18 Q1決算> 2018/5/2
EPS $0.59 予想 +$0.04
売上 $761M (+0.7% Y/Y) 予想 +$21.92M

American Water Works ’17 Q4決算> 2018/2/20
EPS $0.69 予想 +$0.03
売上 $821M (+2.4% Y/Y) 予想 -$22.36M

American Water Works ’17 Q3決算> 2017/11/1
EPS $1.08 in-line
売上 $936M (+0.6% Y/Y) 予想 -$56.58M

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