エクイファックス【EFX】3大信用情報機関の1社

Equifax
Equifax, Inc.【NYSE:EFX】
エクイファックスは1899年創業の米国の信用情報機関。

TransUnionとエクスペリアン、そしてEquifaxは3大信用情報会社として知られる。

エクイファクスは3大信用情報機関の一角

欧米における融資審査の定番の与信スコアやモニタリングを行う3大クレジットビューロー(個人信用調査機関)は今回の記事で扱うエクイファクスとエクスペリアン(Experian LON:EXPN)、トランスユニオン(TransUnion NYSE:TRU)の3社。

信用調査会社は具体的に何をしているかというと、借り手としての信用評価のため、クレジットカード利用情報(支払い履歴)や借り入れ残高などの信用情報を元に個人の信用力としてクレジットスコアを算出(ランク付け)している。

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クレジットスコアは特に米国で暮らす上で非常に重要な信用力評価となっており、融資申請時や住宅ローンを借りる時の金利や保険料率、住宅の賃貸時の入居審査など人生の節目に多大な影響をおよぼしている。

Equifaxも信用調査機関として世界中で数億人のクレジットスコアを保有しており、格付け材料としてはクレジットカードデータ以外に、ローン状況、収入、家賃や光熱費の滞納、住所や職歴といった履歴データを追跡調査し参考にしている。

信用調査機関最大手はエクスペリアン(Experian)で、1980年に設立されたエクスペリアンはアイルランドのダブリンに本社を置き、グローバルで存在感が大きい。

エクスペリアンは、前述したような個人の信用データだけでなく、購買履歴、位置履歴、SNS行動履歴、売上データ、マーケティングデータ、リスクデータ、業界データといった広範囲のデータを分析し、信用調査会社としての足場を活かして意思決定分析・債権回収・不正検知・顧客ポートフォリオ管理以外にマーケティング・海外企業調査などにも踏み込んだビッグデータ企業として伸びている。

Equifaxの不正アクセス事件

2017年9月7日、Equifaxがコンピューターネットワークの脆弱性をつかれて、米国のおよそ1億4300万人の個人情報が流出したことを発表した。

前述の通り、信用調査機関は個人の信用データを膨大に蓄積しており、その情報管理のずさんさから衝撃的なニュースとして大きく報じられた。

問題はエクィファックスがハッキングされたことに気づいたのは7/29で、情報流出は5月中旬から7月にかけて発生したにも関わらず報告が遅れ、CEOが発覚前に株式を売り抜けていたり、そもそもその脆弱性は指摘されていたのに放置されていたものではないか?との批判でメディア・SNSを巻き込んで米国で大バッシングの中、株価も暴落していた。

ただ、Equifaxの事業は米国だけではなく、海外事業の業績にはほぼ影響していない。

Equifax-World-Market-Share

Equifaxの事業

Equifax-Business-Model

信用データを元に、意思決定分析、データ分析・モデル構築、与信管理や詐欺・不正取引の検知、貸付債権の延滞・債務不履行(デフォルト)など信用リスク調査など。

Equifax-Business-Mix

米国比率はそこそこで、主に融資・住宅ローンの際にEquifaxのソリューションが活用されている。

Equifax-USIS

Equifax-International

Equifax-Workforce-Solutions

Equifax-Grobal-Consumer-Solutions

Equifaxの業績推移グラフ

Equifaxの株価

2017年9月に不正アクセス問題で暴落。

エクィファクスの決算を時系列でまとめる

Equifax ’18 Q1決算> 2018/4/25
EPS $1.43 予想 +$0.06
売上 $865.7M (+4.0% Y/Y) 予想 +$11.01M

Equifax ’17 Q4決算> 2018/3/1
EPS $1.39 予想 +$0.04
売上 $838.5M (+4.7% Y/Y) 予想 +$12.81M

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