ベリスク・アナリティクス【VRSK】保険リスク・予測分析などのデータ分析プロバイダ大手

Verisk Analytics
Verisk Analytics, Inc.【NASDAQ:VRSK】
ベリスク・アナリティクスは保険、天然資源、金融サービスなどにおける予測分析・意思決定ソリューションを提供。

リスク評価事業(損害保険向けなどに自然災害・サイバー攻撃などのリスクのモデルを開発)と意思決定分析(損失シミュレーションなど)と2009年に保険リスク分析会社として上場。

Verisk-Insurance

数多くの買収によってデータ分析プロバイダとしての事業領域を拡げている。

ベリスクの安定したサブスクリプション収入

Verisk-Subscription-Revenue

多くのサブスクリプション企業同様に、ベリスク・アナリティクスも売上の予測可能性の高さを活かした経営をしている。

既存事業売上高の伸びと自社株買いや買収にともない安定したEPS(1株あたり利益)推移。

Verisk-EPS

データ分析企業としての地理的プレゼンス拡大のためのタックイン買収(関連する小規模な企業を買収し、既存の自社部門にそのまま組み込む)も多い。

Verisk-Acquisitions-2016-2017

2016年、2017年と数多くの企業を買収している。

データ分析、意思決定支援、不正な保険金請求・詐欺の検出、地理的空間データ・分析ソリューション、自動化されたリスクアセスメントなど。

リスクアセスメントとは?
どのようなリスクが存在するのかリスク特定、リスクを把握しそのリスクの程度を見積もるリスク分析、分析結果を元にリスク許容度に応じて優先度を設定し対応を決めるリスク評価、といったリスクの”見える化”とリスク低減措置の事前決定プロセス。(Risk assessment)

2015年にはエネルギー、化学、鉱山業界向けデータ分析の英ウッド・マッケンジーを18億5000万ポンドで買収している。

金属などコモディティ価格も原油も暴落していたのに大丈夫か?という点に関しては

Wood-Mackenzie

競合他社よりマーケット変動耐性を発揮。

Wood-Mackenzie-Retention

顧客維持率も高い。

Wood-Mackenzie-Sample

ソフトウェアの使用感としてはこんな感じだ。

また、エネルギー分野のデータ分析をワンストップで提供するため再生可能エネルギー分野に強いデンマークのMAKEコンサルティングを買収し、補完している。

損害保険請求の査定に利用される航空測量データ・ソリューションも提供

ベリスクが強いのは保険事業者が資産の損害保険請求の査定に利用する航空測量サービス(Geomni)での米国における圧倒的な強さだ。

Verisk-GEOMNI

2002年には災害リスクモデリングソフトウェア会社であるAIR Worldwideを買収しており、航空測量との相性も良い。

Geomni-3Dsensors

ベリスク・アナリティクスの業績推移グラフ

サブスクリプションベースの安定した業績推移。

Verisk-Diverse-and-Highly-Recurring-with-Decision-Analytics

Verisk-Capital-Allocation-and-Buyback-Performance
Verisk-MandA-Performance

自社株買いや買収もいい具合。

ベリスク・アナリティクスの株価

2015年にS&P500に組み入れ。

Verisk-Model-and-Target-Outcomes

ベリスク・アナリティックスの決算を時系列でまとめる

Verisk Analytics ’18 Q3決算> 2018/10/31
EPS $1.08 予想 +$0.01
売上 $598.7M (+9.0% Y/Y) 予想 +$1.88M

Verisk Analytics ’18 Q1決算> 2018/5/1
EPS $0.94 予想 -$0.01
売上 $581.2M (+15.6% Y/Y) 予想 +$15.79M

Verisk Analytics ’17 Q4決算> 2018/2/20
EPS $1.34
売上 $570.3M (+12.7% Y/Y) 予想 +$13.21M

Verisk Analytics ’17 Q3決算> 2017/10/31
EPS $0.84 予想 +$0.06
売上 $549.1M (+10.2% Y/Y) 予想 +$21.46M