リパブリック・サービシズ(RSG) – アメリカ2位のゴミ収集・廃棄物処理企業

RSGのゴミ収集内容

リパブリック・サービシズRepublic Services, Inc.)はアメリカの廃棄物処理企業として2位の企業。

住宅・自治体から商・工業施設までごみ処理・廃棄物処理、そして埋立地からの再生可能エネルギーの生成と供給を行う。

340のゴミ収集拠点、193の埋立地(埋立地は参入障壁となる)、69の埋立地ガスからの再生エネルギープロジェクトを運営し、67のリサイクル処理施設などを所有する。

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リパブリック・サービシズ株価チャート

ロボットアーム車による効率的ゴミ収集

リパブリック・サービシズの拠点MAP
米国の広い範囲をカバーする同社のゴミ収集車は70%以上がワンオペロボットアームによる効率の良い収集でドライバー1人で収集)となっている。


↑の動画の43秒あたりからRSGのロボットアーム車の収集の仕方が分かる。

収集したゴミ埋立地から再生可能エネルギーを生成

カスケード・インベストメント(ビル・メリンダ財団)やバークシャー・ハサウェイ(バフェット)からの大型投資されていたこともある同社は、ごみ収集・処理だけでなく、持続可能性ある社会のために埋立地からのlandfill-gas(メタンガス等)から再生エネルギーを作り出している。


再生エネルギー部門の強化のためTervitaを買収した。

リパブリック・サービシズの業績推移グラフ

買収によるスケールメリットの拡大

2008年には米国3位の廃棄物処理大手アライド・ウェイスト・インダストリーズを60億ドルで買収し、同社の代わりに同年S&P500指数構成銘柄に採用された。

(その際、妨害のため同業界1位のウェイスト・マネジメントによってRSG自体への買収提案がなされたが当局の独占禁止の規制を回避するすべがないとしてRSGは提案を拒否した)

その後アライド買収ののれん代の償却(市場価格よりものれん代が大きいため)が必要ではないかと指摘する声もあったが、なんとか乗り切っている。

数千トンの放射性廃棄物の埋立地を所有しているリスク

リパブリック・サービシズは核開発の負の遺産である放射性廃棄物埋立地であるウエストレイクごみ廃棄場を所有している。

近年、埋められている廃棄物が徐々に熱を帯びることで生じる現象「subsurface smoldering event」のリスクが近隣住民によって指摘されている。

その現象が起きた場合、人体に有害な放射性物質ラドンが空気中に放出され近隣が汚染されることとなってしまう。指摘の後、同社は隔離障壁の建設で対応する動きを見せたが詳しくは、Facebook「West Lake Landfill」グループで現地住人がディスカッションをしているので参照の上。

競合する主な北米ゴミ処理企業

ウェイスト・マネジメント(WM)
Waste Management, Inc.
同業1位の北米のゴミ収集・廃棄物処理最大手

ウェイスト・コネクションズ(WCN)
Waste Connections Inc.
カナダのゴミ処理会社プログレッシブ・ウェイスト・ソリューションズ(Progressive Waste Solutions Ltd.)と合併に合意し北米3強に。

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みんなの投資分析とコメント

  1. 匿名投資家 より:

    今朝の決算によるとロボットアームによって自動化されたゴミ収集車の比率は前年の71%から今年は74%に上昇したようです。

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