モンスタービバレッジ【MNST】エナジードリンク市場シェアでモンスターエナジーがレッドブルを抜く日

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Monster Beverage Corporation【NASDAQ:MNST】
モンスター・ビバレッジはエナジードリンクで競合のレッドブルと共に世界シェアが高いモンスターエナジーブランドの飲料メーカー。

CMなどの広告は一切行わない代わりにモータースポーツやアクションスポーツやe-Sports、アスリート、ライダー、バンドなどのサポート(後援支出)を通して、モンスターブランドを宣伝。

それどころかモンスターエナジーのウェブサイトやYouTubeアカウントは製品よりも支援しているモータースポーツなどの動画の方が圧倒的に多いレベル。

そんなモンスターエナジーが日本でも好調(モンスタービバレッジ決算カンファレンスコール)でコンビニなどでも製品のラインナップ拡充と共に非常に存在感を増している。

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モンスターエナジーがどのように日本や世界でシェアを加速していったのか?

株価推移を見ての通り、モンスタービバレッジ自体の成長力ももちろんだが、コカ・コーラとの提携によるボトラーネットワークの強化も大きい。

2015年に米コカ・コーラ社はモンスタービバレッジの株式を16.7%取得し、コカ・コーラから分離したエナジードリンク・ブランドBurnを取得。

コカ・コーラもBurnでエナジードリンク市場奪取を狙ったがレッドブルとモンスターエナジーがあまりにも強すぎたので諦めて株式取得して戦略的提携を選んだというわけ。

コカ・コーラは過去にもエナジードリンク市場シェア獲得を目指して製品をリリースしたが失敗し、起死回生のBurnでも期待を下回る結果となり、レッドブルとモンスターの消費者のマインドシェアが高いことの裏付けとなった。

エナジードリンク市場シェアではRed Bull(レッドブル)とモンスターエナジーが双璧となっており、かろうじてRockstar Energy(ロックスター・エナジー・ドリンク)が下につくぐらいで、コカ・コーラの存在感はなかった。

コカ・コーラが加勢したことで一気にレッドブルに対してのボトラーネットワークが強化され、ブランド価値ランキングでもモンスターエナジーは一時期は単独で70%以上の圧倒的シェアだったレッドブルを猛烈に追い上げてきた。

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コカ・コーラの強力なボトラーネットワークによって市場浸透と利益率の向上、エナジードリンク分野での主導権を活かしたラインナップの拡充が目立つ。

モンスタービバレッジの主要製品はMonsterEnergy(モンスターエナジー)シリーズと、NOS、ミュータント、フルスロットル、そしてコカ・コーラから譲渡されたBurnとエナジードリンクのポートフォリオが満載。

ブランディングの向上には余念がなく、モンスターエナジーはスーパー向けの(基本的に消費者が接触することのない)ダンボールすら真っ黒のCOOLな梱包をしており、ブランディングにはこだわっている。スーパーで働く人も顧客なのである。

日本でも激安が売りの格安スーパーでもモンスターエナジー定価200円の1円引きでしか販売できないほどのブランド競争力。

もちろんレッドブルでも値引き交渉が決裂して販売さえさせてもらえない格安スーパーもあり、レッドブルもブランディングには最新の注意を払っている。

ちなみにコカ・コーラは格安スーパーでは定価の6-7割引きが常態化しているしCMもガンガン打っているモンスターエナジーとは真逆の状態で、モンスターエナジーも安売りしはじめたらブランド競争力の注意のサインか。街歩き定点観測のしやすい企業ではある。

モンスター・ビバレッジの業績と決算

決算の度にこの記事に追記更新予定の定点観測銘柄。

モンスタービバレッジの業績推移グラフ

*2017年はTTM

<モンスター・ビバレッジの株価>

コカ・コーラがモンスターを完全買収するかしないかの思惑を超えて株価も業績を伴って上昇してきた。

2017年第3四半期決算

EPS $0.38 予想 -$0.02
売上 $909.48M (+15.4% Y/Y) 予想 +$5.84M

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