ブッキング・ホールディングス【BKNG】世界最大のOTAでホテル予約からレストランの予約まで

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Booking Holdings, Inc.【NASDAQ:BKNG】
ブッキング・ホールディングスは世界最大のOTAで、ホテル予約からレストラン予約までオンライン旅行関連のサービスを幅広く手がける。

OTAとは?
OTA: Online Travel Agent つまり、インターネット上だけで取引を行うオンライン旅行会社。

2018年2月21日に旧社名プライスライングループからブッキング・ホールディングスに社名を変更している。

1997年に米国でオンライン旅行会社を立ち上げ開設したサイト priceline.com(プライスライン・ドットコム)を原点とし、2005年7月にオランダのOTAであるBookings(ブッキングドットコムを運営)を買収し、現在はそのブッキングドットコムが収益の柱となっていることと、その名前がダイレクトにオンライン旅行関連サービスを訴求できることからブッキングを全面に出す社名としている。

世界最大のオンライン旅行会社の強力なブランド群

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2007年11月にタイのアゴダ(Agoda.com)を買収しアジアを中心としたオンラインホテル予約を強化。

2010年5月に英国を本拠とし、世界各国のレンタカーの比較検索・予約サイトであるレンタルカーズドットコム(rentalcars.com)を買収。

2012年12月に航空券・ホテル・レンタカーなど旅行関連の検索・料金比較ができる旅行メタサーチ(検索エンジン)・旅行比較サイトのカヤック(KAYAK)を買収。

2014年6月に世界各国のレストランのオンライン予約大手であるオープンテーブル(OpenTable)を買収。

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OTAとしての市場拡大余地はまだありそうだ。

Booking.com(ブッキング・ドットコム)は、一日平均150万室以上、100万件以上の予約数がある中核事業で供給規模も世界最大。

世界的ホテルグループの合併などによってホテルの直接予約の増加の懸念もあるが、杞憂だったかもしれない。

むしろGoogleとOTAの強力なタッグでホテルの公式サイトよりGoogleからの予約の利便性が増してしまっているくらいだ。

旅館・ホテル側はプラットフォーム企業であるブッキングのビジネスに組み込まれると共通のフォーマットで他社の部屋(プラン)とごちゃまぜにされて価格・口コミで比較される差別化が難しい代替可能なゾーンに放り込まれてしまう。

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ブッキングなどのOTAを高額の中抜きの中間業者とみなしてホテル経営側は直接予約してくれるロイヤリティの高い顧客の会員化をすすめてはいるが、なぜユーザーはOTAを使うのか?という根本的問いから考えるとこのOTAの構造をホテル側が打ち破るのは難しそうだ。

単なる中抜き業者ではなく、予約利便性やプロモーションはもちろんのこと、世界中のあらゆる利用客すべての言語にオンライン対応(サポート)しようとした場合のコストのアウトソース先仲介業者とみなしてほしいというのがブッキングの立場ということだろう。

ブッキング・ホールディングスの業績推移グラフ

堅調な業績推移。

ブッキング・ホールディングスの株価

2/27から旧社名Priceline由来のティッカーシンボルNASDAQ:PCLNからNASDAQ:BKNGに変更となった。

ちなみにブッキングは中国のOTAであるシートリップ(Ctrip)に投資している。

ブッキング・ホールディングスの決算を時系列でまとめる

Booking Holdings ’18 Q1決算> 2018/5/9
EPS $12.00 予想 +$1.33
売上 $2.93B (+21.1% Y/Y) 予想 +$60M

Booking Holdings ’17 Q4決算> 2018/2/27
EPS $16.86 予想 +$2.74
売上 $2.8B (+19.1% Y/Y) 予想 +$100M

Booking Holdings ’17 Q3決算> 2017/11/6
EPS $35.22 予想 +$0.97
売上 $4.43B (+20.1% Y/Y) 予想 +$90M