ラムウェストン【NYSE:LW】米国最大の冷凍フライドポテトメーカー

Lamb-Weston-Overview

Lamb Weston Holdings, Inc.【NYSE:LW】
ラムウェストンは米国最大の冷凍フライドポテトメーカーで、世界シェア2位の冷凍ポテトメーカー。

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日本のポテト輸入の大半が米国産(主に冷凍ポテト)。ラムウェストン製のポテトを居酒屋やファミレス、コンビニ、ファストフードなどですでに気づかないうちに食べているかもしれない。

冷凍ポテト界のイノベーターだったラムウェストン

1950年に米国北部の小さな農場からはじまったラムウェストンは主にアメリカの自社所有農園と契約農家でじゃがいもを栽培、現在は世界100カ国のレストランや小売店に冷凍ポテトを中心とした冷凍野菜を提供。

米国食品企業コナグラ・フーズ(現コナグラ・ブランズ)の冷凍ポテト部門のスピンオフで独立。

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このウォーターガンナイフという、ポテトをところてんのように水流の力で押し出してカットする網目状のカッター技術を創業者のギルバート・ラムが1960年に発明し、スライスポテトの大量生産ができるようになり業界のスタンダードとなった。

ラムウェストンはこういったスライス技術が業界で一番進んでいると自負しており(業務用ポテト業界で最新鋭の設備だという)、製品の種類も豊富。

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ベーシックフライドポテトから、味付き、衣付きポテトまで。

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また、テイクアウトやドライブスルー向けに1992年に開発された、透明に近い薄い衣(ポテトスターチ)でコーティングすることにより冷めにくく長時間サクサクが維持される特許製法で作られたステルスフライも注目。

その他、1997年に開発した従来より揚げ時間を約半分に短縮可能なG7(ジェネレーション7)フライ、最高級のじゃがいもを使用した手作り感のあるLWプライベートリザーブまで幅広いラインナップ。

スイートシングス(アメリカ産さつまいものフライドポテト)、ハッシュドポテト、マッシュポテト、ベイクドポテト、スイートコーン、ダイスキャロット、グリーンピース、ミックスベジタブルなどの冷凍野菜も取り扱う。

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ラムウェストンの冷凍フライドポテトの栽培から製造工程全てがみたいならこちらの動画。

北米最大規模の自社所有農園と契約栽培農園で、原料となるじゃがいも(全てNon-GMO)を栽培。

ラムウェストンの業績推移と最新データ

配当性向は調整後EPSの25~35%程度をターゲットとしている。

フライドポテトといえば、マクドナルドのフライドポテトの主要サプライヤーはラムウェストンと競合のマッケイン・フーズ(カナダ)

コナグラから独立したことで、買収によるシェア拡大戦略は取りやすくなるだろう。

コナグラ傘下の時点でも買収はぼちぼちと行っていた。たとえば2014年に中国のジャガイモ加工会社のTaiMei Potato(太美薯業有限公司)を買収。

欧州・中東アフリカ・ブラジルにおいては欧州合弁会社「Lamb Weston / Meijer」にて事業を行っている。

ラムウェストン・ホールディングスの株価

スピンオフした企業は株価パフォーマンスが良い傾向にあるようだが

ほとんどの食品企業の株価が下落していく中で、ラムウェストンもコナグラから分離して以降株高が続いていた。

ラムウェストンの決算を時系列でまとめる

Lamb Weston Holdings ’19 Q1決算> 2018/10/2
EPS $0.73 予想 +$0.05
売上 $914.9M (+11.9% Y/Y) 予想 +$34.8M

北米のじゃがいもの収穫は品質とともに平年並みだが、欧州が猛暑と干ばつの影響をうけているという。

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