エアロバイロンメント【AVAV】米国の無人飛行機(UAV)メーカーでEVチャージシステムも伸びる

AeroVironment

AeroVironment, Inc.【NASDAQ:AVAV】
エアロバイロンメントは米国の無人飛行機メーカー。

小型無人飛行機(UAV)の米軍向け売上依存度が高い軍需企業のエアロバイロンメントは、UAV依存を脱却するためミサイルシステムも手がけ、さらに軍需から離れて商業用調査ドローンやEV(電気自動車)のチャージシステムを提供するように収益を多様化しつつある。

小型無人飛行機のパイオニアであり米軍が主要顧客

AVAV-UAS

小型無人飛行機・無人偵察機UAS(UAV)大手エアロバイロンメントの売上の86%がUAS部門から。

UAS: Unmanned Aircraft Systems
UAS=無人航空機システムで米連邦航空局による名称だが、一般的にはUAV(Unmanned aerial vehicle)の方が馴染みがある。

米国の軍事予算やUAVの導入方針の影響を受ける。

AVAV-Business

そのため、UAV以外にも収益を多様化するためタクティカルミサイルシステムのパイオニアとしてマーケットリーダーになるまで成長。

AVAV-Commercial-Drone

商業用途でUAV・ドローンが使われるケースも増えており(調査など)海外での受注も伸びている。

商業用UAVやドローン企業は複数あるがエアロバイロンメントは米軍との太いパイプがある点で独特だ。たとえば中国のドローン大手DJIは米国の一部で国防的観点から排除されている。

AVAV-history

人力飛行機の歴史における”実質的な”人力飛行の初成功とも言われるプロジェクトが原点のエアロバイロンメント。

米国の機密扱いでCIAから支援を受けた初の無人太陽光発電航空機に関わり、このあたりから軍需企業の性質を帯び、現在は武装した無人航空機(UAV)も開発している。

EVチャージャーの導入ポテンシャル

EV(電気自動車)のテスト・チャージソリューションプロバイダーとしてリードしている。

AVAV-EV

フォード、トヨタ自動車、日産自動車、三菱自動車、ボルボ、フィアット、KIA(起亜自動車)、ヒュンダイ(現代自動車)などがエアロバイロンメントのシステムを採用している。

売上は小さいが、マーケットサイズ拡大のポテンシャルが大きいという。

エアロバイロンメントの業績と決算

AVAV-Revenew

UAV・ドローンの商業用途などで海外からの受注が伸びているとはいえ、収益の71%は米国政府からと極めて軍需寄りの企業だ。軍事予算の影響が直撃する点に注意。

エアロバイロンメントの業績推移グラフ

<エアロバイロンメントの株価>

長らく株価は横ばいだった。業績の予想が難しく初心者向けではない。

2017年第3四半期決算

EPS $0.29 予想 +$0.35
売上 $73.8M (+47.2% Y/Y) 予想 +$10.27M

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