L3・ハリス・テクノロジーズはL3 TechnologiesとHarrisが合併した米国6位の軍需企業

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L3・ハリス・テクノロジーズ(L3 Harris Technologies)は、軍需企業のL3テクノロジーズ(NYSE:LLL)とハリス(NYSE:HRS)との合併による新会社。

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L3 TechnologiesとHarris Corporationの合併によって、米国において6番目に大きい防衛企業となる。

L3 Technologiesは、防衛および商用航空向けの電子工学、通信ネットワーク、ISR(Intelligence, Surveillance,Reconnaissance: 諜報、監視、偵察)、センサーソリューションのリーディングプロバイダー。

Harrisは戦術的通信システム、電子戦争、航空電子工学、宇宙・気象システムなどのプロバイダー。

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この合併でハリス株主は新会社の約54%を所有し、L3株主は新会社の約46%を所有。

コスト削減シナジー、販売チャネル補完で英国、カナダ、オーストラリア、サウジアラビア、UAEを中心とする100カ国以上の主要な国際顧客との関係を拡大していくという。

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合併によって航空、海洋、地上、宇宙・サイバー戦、商用と幅広く補完。

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さて、決算シーズン突入で時間がないので、細かいことは各企業のIRを見てもらうこと前提に飛ばし気味にいく。

L3テクノロジーズの業績推移グラフ

自社株買いがやたら激しいのが多くの軍需企業の特徴。

l3-Acquisitions

IPO以来130社以上の買収で成長。

伸び続ける商用航空機向けで機会を拡大していけるという。

L3テクノロジーズのセグメント

L3-Segment

L3-Electronic-Systems

L3-Aerospace-systems

L3-Communication-Systems

L3-Sensor-Systems

L3-Long-Term-Outlook

はい、びっくりするぐらい解説なし。時間があるときに追記していこう…

そういえばL3テクノロジーズは2017年にULAとロケット打ち上げ発射の低コストソリューションのために設計・製造プロセス統合の提携を発表している。

ULA

ULAとはユナイテッド・ローンチ・アライアンス(United Launch Alliance)というロッキード・マーティンとボーイングの合弁企業。

2006年12月にロッキードとボーイングの衛星打上げ部門が統合した合弁企業として設立され、主に米軍(軍事衛星)など米国政府向けにロケット打上げサービスを提供。

Iver-Precision-Workhorse

それと面白いのがIver Precision Workhorse(Iver PW)というAUV(自律型無人潜水機)を開発していて、諜報やら対艦・対潜水艦戦闘やらのミッション用に設計されてシェア1位だという。

Harrisの業績推移グラフ

L3と比べるとハリスは売上高こそ劣るがマージンが高い。

Harris

Harris-segment

こうやって業績みてみると軍需企業大手と比べるとパッとしないがL3もHarrisもなんだかんだロッキード・マーティンやノースロップ・グラマンなど大手防衛企業と株価パフォーマンスを比べても案外すさまじい差があるほとでもない。(比較開始地点によって大きく変わるが…)

結局どうしても米国の軍事予算に影響を受けてしまう。

これでもベトナム戦争の頃よりは圧縮された方。

ちなみにベトナム戦争といえばNetflixで配信されている『ベトナム戦争の記録』(The Vietnam War)観たけど正直知らなかったことが多く映像もはっきり残っていて衝撃だった。

L3とハリスの株価

L3とハリスの決算を時系列でまとめる

L3 Technologies ’18 Q3決算> 2018/10/15
EPS $2.85 予想 +$0.47
売上 $2.52B (+10.0% Y/Y) 予想 +$20M

Harris Corporation ’19 Q1決算> 2018/10/15
EPS $1.78 予想 +$0.06
売上 $1.54B (+9.2% Y/Y) 予想 +$20M

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